次回、第4期の募集は10月上旬、講座開始は10月下旬になります。
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楽譜に書かれたことを正確に弾くことはとても大事なことです。
けれども、それだけでは音楽的な演奏とは言えません。
生徒さんがその曲から何を感じ、どのように表現したいかを考えていくと練習に音楽的な目的ができます。
「でも、どう表現したいか生徒に考えてもらうのは難しい。」
と、思っていませんか?
そこで、作曲家である講師の久美子ユンカーマン が、楽譜を書く立場から考案したのが、
「イメージとストーリーで表現力を養う"イメスト音楽表現メソッド"」
おえかきとおはなしを作って、その曲で表現したい情景を思い浮かべるのです。
先生の模範演奏を聴く前に、
「どんな人がどんな馬にのっているかな?」
「どんなはやさではしっているかな?」
などと、イメージを促す声かけをします。
さらに、"貴婦人の乗馬"であれば、
「どんなところをとおって、どんなところにいくかな?」
という、時間の流れによる場面の変化を想像させる声かけもします。
さらに、"貴婦人の乗馬"であれば、
「どんなところをとおって、どんなところにいくかな?」
という、時間の流れによる場面の変化を想像させる声かけもします。
「ブルグミュラーのタイトルから想像して、おえかきをしたり、お話を作ったりするレッスンはもうしている。」
とおっしゃる先生もいらっしゃるかもしれません。
このメソッドでは、おえかきとおはなしを作って終わりではなく、それをきっかけに、
自ら感じ、表現したいものを想像し、
タッチを工夫しながら音色のパレットを増やし、
それぞれのフレーズに表情をつけて、
曲の全体の構造も理解するのが目標
なのです。
そして、そのことによって、
その場面場面が生き生きと表現され、曲の流れにも変化がつき、表現力が豊かで聴いている人に伝わる演奏になるのです。
「音楽は時間芸術」といわれています。その楽譜から読み取って感じたものを演奏する上で、その時々の響きのイメージをどう表現するか、そして、それがどのように変化してストーリー化されてるか、を立体的にとらえます。
そのイメージの時間軸における変化を、わかりやすく図式化し、どんな場面かイメージを言語化します。言語化することによって、さらに自分の表現したいことが明確になります。
そして、それを順に追うことで曲の全体像を把握することができます。
そのイメージの時間軸における変化を、わかりやすく図式化し、どんな場面かイメージを言語化します。言語化することによって、さらに自分の表現したいことが明確になります。
そして、それを順に追うことで曲の全体像を把握することができます。
「そんなこと子供にできるわけない。」
と思いますか?
「できる」「できない」ではなく、そういう目標をもってそれに少しでも近づこうとすることで、練習にも目的と張り合いが出ます。
そして、それが少しでもできたときに、大きな喜びになり、達成感があり、その積み重ねから自己肯定感や自信が生まれるのです。
人は皆、生まれながら表現をする能力があるのです。
そして、子供には大人の想像をこえるような無限の可能性があると私は信じています。
一般には、音楽創造のコミュニケーションは、
作曲家→演奏家→聴衆 といわれています。
イメスト表現メソッドでは、この演奏家が楽譜を解釈するだけの人、ではなく、書かれた楽譜を読み込んで楽曲を理解し、自分の感情と向き合いながらどう表現するか?というところにフォーカスされています。
イメスト表現メソッドでは、この演奏家が楽譜を解釈するだけの人、ではなく、書かれた楽譜を読み込んで楽曲を理解し、自分の感情と向き合いながらどう表現するか?というところにフォーカスされています。
さらに基礎的な楽典も学べます
小学生にどのようにソルフェージュを教えるか、そして、限られたレッスン時間にいかに効率的に教えることができるか?
というのは、多くの先生方にとって悩ましい問題です。
そこで、ソルフェージュをブルグミュラーのピアノレッスンに取り組むことで効率良く生きたソルフェージュの学びとなります。
ソルフェージュと同様に、限られたレッスン時間でどのやって楽典も身につけされるかも課題です。
そこで、様々な調性と拍子、和音からできているブルグミュラーの作品をレッスンしながらその都度、楽典も学びます。
ソルフェージュと同様に、限られたレッスン時間でどのやって楽典も身につけされるかも課題です。
そこで、様々な調性と拍子、和音からできているブルグミュラーの作品をレッスンしながらその都度、楽典も学びます。
1回90分で、講義とワーク、ディスカッションで構成されています。
和気あいあいとした雰囲気の中で他の先生の取り組みからも学ぶことができます。
イメスト表現メソッドを使った
ピアノ教室での出張レッスン実績
昨年秋、日本のピアノ教室への出張講義として、小学生クラスにグループレッスンさせていただきました。
この講座を修了すれば、あなたもこんなに楽しい音楽表現レッスンが、リアルでもオンラインでもできるようになります。
その出張レッスンでの保護者様の感想です。
その出張レッスンでの保護者様の感想です。
MICHIRUピアノ音楽教室講師 辻みちる先生
Q. なぜこの講座を受講しましたか?
A. 普段教えているブルグミュラーを、作曲家の先生から見たアプローチにとても興味を持ったため。
三日間の 配信(注.事前の説明会的なライブ無料講座のこと)で、確か貴婦人の乗馬のプリントを出されていたはずで、リアルレッスンにしろオンラインレッスンにしろ、生徒さんに紙媒体としてお渡しできるPDFが付いていたのがとても魅力的でした。
YouTubeの動画を生徒さんによく見せておりましたが、毎回検索してしまうとレッスン時間が削られてしまい、先生がPDFにしてくださった画像を見せるだけでも、イメージがよくわかりそうだなと感じました。
Q.どんなことが得られましたか?
A. もともと、自分がとても美しく弾いて欲しい場所や、 すごく魅力的だなと思っていた響きが 作曲者が意図して書いていた場所と、やはり一致していて、そこがとても興味深かったです。
今までは、こことても美しい場所だからと伝えていましたが、ここは作曲者がどんなことを思い浮かべて この音を作ったんだろう?と生徒さんに 自ら考える力をつけてもらえるような言葉がけができると思います。
Q. 実際レッスンに使ってみてどうでしたか?
A. リズムや、アクセント、音の上がり下がりを、お絵かきで、記号にして、白い紙いっぱいにその曲を聴きながら、好きなように描いてもらったところ、生徒さんも、ついてきていたお母様も、とても楽しそうに音を絵にして表現されていました。
同じことを、他の生徒さんにさせても皆さん同じように喜ばれていました。
それにより、その後曲の練習を始めたところ、初めから音楽に対する音の出し方や、意欲がすごく変わり、素晴らしい効果だなと感じました。
曲の途中に出てくる、普段自分が接しない、 ヨーデルや、見たことのない とても華やかな教会などの画像や、映像を見せることによりイメージが膨らみ、弾いている曲に滑らかさや、だからこんな音なのか、と少し感じて演奏している様子が見られました。
これまでのレッスンで、ここもう少しなめらかに、リズム練習をたくさんしてきてね。
と伝えるよりも、
こんな風な印象だよね。どんなふうに弾きたい?
などと言葉を変えて伝えることにより、レッスンもより柔軟に、かつ楽しく提供していけるのでは?と思いました。
レッスンに対しても、たくさんのことを考えるとても良い機会となりました。本当にありがとうございました。
ドイツ在住の作曲を中心とするマルチクリエイター。
東京藝術大学音楽学部作曲科、東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻にて音楽とアートが融合した表現を学ぶ。
大学卒業作品のオーケストラ作品が国際作曲賞を受賞、佐渡裕指揮の新日本フィルハーモニー交響楽団に初演される。
ドイツの音楽大学で作曲を学んだ後、フランス国立音響研究所(ircam) にて電子音楽の研究と制作。
文化庁新進芸術家海外派遣にてドイツのマルチメディアアートセンターZKMの招待芸術家として映像作家、ダンサーなど他分野のアーティストと共同制作する。
作品は、Fontecレーベルの「日本の作曲家シリーズ」から「大村久美子作品集」他、海外の音楽祭のCDにも収録されている。
自分が表現者であること以外に、未来を担う子供を育てる幼児教育に興味を持ち、ドイツの幼児教育メトードのMusik Garten 指導者ライセンス(生後半年から3歳まで)を取得、さらに大手音楽講師の幼児科講師をつとめる。
生徒の成長を音楽面のみでなく母親との関わりからもサポートするために、マザーズコーチングのティーチャー資格を取得。
世界8カ国に受講生がいるオンライン音楽教室の"Kumiom Online Music Academy"にてオンラインで作曲、音楽理論、楽曲分析、ピアノのレッスンの他、
オンライン幼児講座 "マルチクリエイティブ表現教室〜おと・ことば・おえかき" とその講師養成講座、講師向けの「イメストメソッドによるブルクミュラーの表現講座」を主宰。
270人以上参加者がいるfacebookグループ "クリエイティブ音楽道場" にて、毎週木曜日にクリエイティブな音楽教育とオンライン時代の音楽教室ビジネスについてライブ配信。
WebKumiom
workkumiom@gmail.com